「ナユタ」第一章: 繭 / フォーリン・ダウン(3)
フォーリン・ダウン
ウサギと出合ったのは、ちょうど3週間前の梅雨明け前だった。
今年の梅雨は長く、雲は灰色で街を覆いつくし、
長雨にジメっとした湿度が心の中まで入り込んでくるような、
そんな日に、霧雨の中、
ボクはこの屋上でボンヤリ街を見下ろしていた。
そこへ迷い込んだ子猫のようにウサギは現れた。
僕らは廃墟にいた相手に別段驚きもせず、
「こんにちは…」「こんにちは〜…」
そんなごく当たり前のアイサツを交わした。
「傘…ささないの?」
「あ、うん、なんか暖かいし、なんかこうしてると気持ち良からね」
「うん、そうだね…うん」
「ココ、よく来るの?」
「ワタシ?うん〜…たまに…かな?」
なんの変哲も無い日常的な挨拶を、
二人は人気がまったくない、廃墟となったビルの屋上で交わした。
それが二人の出会いだった…。
ウサギは白い透き通るような肌をあらわにし、床に座り
そしてボクの目をジっと見上げる。
そして、ボクも裸で、彼女の視線はジョジョに
ボクの硬くなった下の「猛き武士の如し」に下ろされてゆく。
そして再びボクの目へ瞳を戻すと、優しい笑顔で
スっと閉じていた足を翼のように大きく開いた…。
「どう?妄想の中のワタシのアソコ…綺麗?」
「う…うん、き、綺麗…」
「ワタシってさ、けっこう濡れやすいタイプなんだよね
だから君の妄想の中に出てくるワタシも同じだと思うんだよね
どう?やっぱりヌレヌレ?」
大きく開かれているウサギの足の根元は、本人が言うように
タップリと濡れて、床にトロトロと少しずつ流れ落ちている。
「凄いよ…凄い濡れてるよ…」
ボクは抑えようの無いほど心拍数を上げ、
耳元で囁くウサギに、口から言葉をこぼすように言った。
「やっぱり濡れてるんだぁ〜…、ねえ…ワタシの中に
入れたいでしょ?ヌルヌルした中に入れたら
凄く気持ち良いと思うんだ…」
耳元で囁くウサギの声は、
だんだんとか細く、そしていやらしくなる。
そして暖かいウサギの吐く息が、
ウサギの身体に付いたほのかなローズの香水と混ざり、
なんともいえない精神状態にボクを追い込む。
ああ…そうだ、ボクは落ちていってるんだ…。
ウサギと出合ったのは、ちょうど3週間前の梅雨明け前だった。
今年の梅雨は長く、雲は灰色で街を覆いつくし、
長雨にジメっとした湿度が心の中まで入り込んでくるような、
そんな日に、霧雨の中、
ボクはこの屋上でボンヤリ街を見下ろしていた。
そこへ迷い込んだ子猫のようにウサギは現れた。
僕らは廃墟にいた相手に別段驚きもせず、
「こんにちは…」「こんにちは〜…」
そんなごく当たり前のアイサツを交わした。
「傘…ささないの?」
「あ、うん、なんか暖かいし、なんかこうしてると気持ち良からね」
「うん、そうだね…うん」
「ココ、よく来るの?」
「ワタシ?うん〜…たまに…かな?」
なんの変哲も無い日常的な挨拶を、
二人は人気がまったくない、廃墟となったビルの屋上で交わした。
それが二人の出会いだった…。
ウサギは白い透き通るような肌をあらわにし、床に座り
そしてボクの目をジっと見上げる。
そして、ボクも裸で、彼女の視線はジョジョに
ボクの硬くなった下の「猛き武士の如し」に下ろされてゆく。
そして再びボクの目へ瞳を戻すと、優しい笑顔で
スっと閉じていた足を翼のように大きく開いた…。
「どう?妄想の中のワタシのアソコ…綺麗?」
「う…うん、き、綺麗…」
「ワタシってさ、けっこう濡れやすいタイプなんだよね
だから君の妄想の中に出てくるワタシも同じだと思うんだよね
どう?やっぱりヌレヌレ?」
大きく開かれているウサギの足の根元は、本人が言うように
タップリと濡れて、床にトロトロと少しずつ流れ落ちている。
「凄いよ…凄い濡れてるよ…」
ボクは抑えようの無いほど心拍数を上げ、
耳元で囁くウサギに、口から言葉をこぼすように言った。
「やっぱり濡れてるんだぁ〜…、ねえ…ワタシの中に
入れたいでしょ?ヌルヌルした中に入れたら
凄く気持ち良いと思うんだ…」
耳元で囁くウサギの声は、
だんだんとか細く、そしていやらしくなる。
そして暖かいウサギの吐く息が、
ウサギの身体に付いたほのかなローズの香水と混ざり、
なんともいえない精神状態にボクを追い込む。
ああ…そうだ、ボクは落ちていってるんだ…。





